グラストンベリーに登場したジョニー・デップ、トランプ米大統領を過激な言葉で批判
2017.06.23 20:30
現在開催中のグラストンベリー・フェスティバルの新エリアとして設置された「Cineramageddon」に、ジョニー・デップがゲストとして登場した。
6月22日(現地時間)に「Cineramageddon」のステージに登壇し、予定通り2004年の自身の主演作『リバティーン』の紹介を行っていたジョニー・デップだが、その最中のトランプ米大統領に関する発言が話題となっている。
過激な下ネタを交えつつ映画の話をしていたジョニー・デップだが、話題はトランプ米大統領へと飛び火。
「ここにトランプを連れてきてくれる?」と切り出したジョニーに対し、観客からは多くのブーイングが起こってしまった。
そこで続けた「いや、ちょっと待って、彼には助けが必要だと思ってるんだ。彼を最高に最悪な、どす黒い場所に連れてってあげるべきだよね」との発言には拍手が起こり、「最後に俳優が大統領を暗殺したのって、いつだったか覚えてる?」と続けた。
ここでジョニーが示唆したのは、1865年にエイブラハム・リンカーンの暗殺に加担していたシェイクスピア俳優、ジョン・ウィルクス・ブースだ。
どよめきが起こる会場に向けて、ジョニーは「はっきりさせておきたいんだが、俺は俳優じゃない。生活のために嘘をついてる男さ」とコメントし、この話題を締め括った。
なお、「Cineramageddon」は、グラストンベリー・フェスティバルの開催30周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画『Glastonbury』(2006)などの音楽映画の監督としてだけではなく、デヴィッド・ボウイやポール・マッカートニー、ニール・ヤングを始めとした数多くのミュージシャンたちのミュージック・ビデオを手掛けたことでも知られるジュリアン・テンプルがキュレーターを務めている。
様々な映画をドライブ・インで鑑賞することができるこのエリアでは、25日(日)に大友克洋の『AKIRA』が上映されることが決定している。
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