【グラストンベリー】2日目の見所はここだった、フーファイ、そしてリアムはあの曲を

『サージェント・ペパーズ』再現ライブ、ケイティ・ペリーのパワフルなアクト

【グラストンベリー】2日目の見所はここだった、フーファイ、そしてリアムはあの曲を

ピラミッド・ステージはこの日、ザ・ビートルズのトリビュート・バンド、ザ・ブートレッグ・ビートルズの出番で始まり、リリース50周年を迎えた『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の再現ライブをペパーランド・シンフォニアを率いて披露した。

なお、メンバーは全員『サージェント・ペパーズ』をフィーチャーした衣裳で登場したという。


そして、早い時間帯で見所となったのは、第3ステージのウェスト・ホルツ・ステージに登場したサンダーキャットのジャズ・ファンクのパフォーマンスだったようだ。


後半戦での見所は、ピラミッド・ステージでヘッドライナーの2つ前に登場したケイティ・ペリーだ。

初めてのグラストンベリーへの出演を果たしたケイティ・ペリーは、キャットスーツにパープルの羽根を背負った姿で、新作『ウィットネス』とこれまでのヒット曲をふんだんに披露した。


特に“I Kissed a Girl”、“California Gurls”、“Firework”、“Dark Horse”が際立ったパフォーマンスになっていたようだ。

リアム・ギャラガー登場、“Don’t Look Back in Anger”を披露


そのちょうど裏でアザー・ステージに登場したのは、リアム・ギャラガーだ。

“Rock ‘N’ Roll Star”、“Slide Away”、“Be Here Now”などのオアシスの曲とともに、“Wall of Glass”など自身の新曲も披露し、ファンを満足させる内容のセットとなっていたという。

終盤ではマンチェスターのテロ事件やグレンフェル・タワーでの火災の犠牲者に捧げて“Don’t Look Back in Anger”を披露したが、本来ノエル・ギャラガーがリード・ボーカルを取るこの曲をリアムがライブで披露するのは初めてのことだった。


その後、ジ・アザー・ステージに登場したグライムMCのストームジーもグレンフェル・タワーの犠牲者への追悼として、「グレンフェル」のロゴが入ったTシャツを着用しており、ザ・ホワイト・ストライプスの“Seven Nation Army”のリフに合わせて、観客に労働党党首のジェレミー・コービンの名を連呼させる一幕もあった。


さらに、ジェレミー・コービン自身もピラミッド・ステージに登場しており、観客に向けてスピーチを行った。

スピーチは歓声で迎えられ、各ステージで行われた放送にも大勢の客が集まることになった。


また、ピラミッド・ステージでフー・ファイターズの前に登場したザ・ナショナルも、トランプ大統領が推進する新医療保険制度法案への反対を呼びかける政治的なメッセージを含んだものとなった。


最終日である3日目の振り返りもお楽しみに。


レディオヘッドがヘッドライナーを務めた1日目の様子はこちらから。

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