イギリスはサルフォード出身の４人組ダンス・ロック・バンド＝ザ・ウィップ。今年のフジ・ロック・フェスティヴァル、最終日のレッド・マーキーに出演し、そこに居合わせたオーディエンスたちから口コミでライヴ・パフォーマンスと楽曲の良さが広まりつつある彼ら。レトロなシンセの音色が哀愁を漂わせる、ニュー・オーダーやザ・ストーン・ローゼズ直系のダンサブルなロック・サウンドはダンス系リスナーのみならずロック・ファンの琴線をも直撃している。

12月12日（水）には東京の代官山UNITにて単独公演が予定されているが、それを目前に控えた12月５日、彼らの日本デビュー・シングル『シスター・シャム』（写真）が発売される。

すでに、海外では＜Kitsune＞から“Trash”“Dive Bomb”をリリースし、ヒットを記録。DJたちがこぞってスピンしダンス・フロアを席巻した。加えて、各地でのステージ・パフォーマンスからライヴ・バンドとしての評判も上々。この日本デビュー・シングル『シスター・シャム』は、イギリスにおいてデジタル配信とアナログ・フォーマットのみでのリリース。CDでの発売は日本のみとなる。レディオ・エディット／ノーマル・ヴァージョンのほか、計５ヴァージョンのリミックスが収録されている。

なお、プロデューサーにアークティック・モンキーズやカサビアンを手がけたジム・アビスを迎えた待望のデビュー・アルバムの制作はすでに完了、とのことで2008年前半の発売が期待されている。2008年エレクトロ・シーンの本命バンドと目される彼らのパフォーマンスを目撃できる今回の来日公演をお見逃しなく！