モリッシー、銃を持った「恐ろしく攻撃的な警官」にローマで絡まれイタリア公演を中止


現地時間4日にローマを訪れていたモリッシーだが、警官に目の前で銃を取り出され、大声で怒鳴られるというハプニングに遭遇し、予定していたイタリアでのツアーをすべてキャンセルしたという。

モリッシーの甥であるサム・エスティー・レイナーがFacebookに投稿した内容によると、警官の姿をした男性がモリッシーのもとにやってきて「書類」を要求。男性は「書類」を持っていなかったモリッシーに対しいきなり大きな声を上げ、銃を取り出したという。

その際、騒ぎに集まってきた野次馬は100人を超えていたというが、警官は構わず銃を取り出しモリッシーを脅したようだ。

甥の投稿によると、モリッシーはこの件について以下のように話しているという。

これは、ナンバープレート「G2458」の2輪バイクに乗ったID不所持の警官による、計画的なテロ行為だ。私は法を破っていないし、疑われるような行動もしていない。あの警官は、いきなり叫び始め、銃を取り出した。その様子を見て、私を助けようとしてくれた人もいた。

恐らく彼は、私が誰かを知っていていて、脅したいがためにあの行動を起こしたのだろう。発砲しようとしていることは分かっていたが、私はひるまなかった。皆にはこの恐ろしく攻撃的な警官に注意をしてほしい。殺される可能性も充分にある。


結果的に、モリッシーは「巷にこんなサイコパスがいるようでは、イタリアという国は私にとって安全な場所ではない」という見解を理由にイタリアで予定していた公演をすべて中止にしたという。

甥のサム・エスティー・レイナーの投稿はFacebookで見ることができる。
写真に写っているのが当の警官とのことだ。