破顔一笑で嬉しそうに歌い始めたJESSEは、「俺たちの大好きな牛若。牛若に出たかったなあ(笑)。でも、一度でも止まっていたらこのステージには立てなかったと思います。去年のことがあったからここに立ってるわけじゃねえぞ」と告げる。
その直後、The BONEZはわざとバンドの音を止めるというドッキリを敢行。スクリーンに映し出された10-FEETの3人の、呆気にとられたり大笑いしたりといった表情が忘れられない。最高だ。
BOOM BOOM SATELLITESやPay money To my Pain、tickといった、永遠に心の中で音を鳴らし続けるバンドの名前を挙げながら、「今日生きてて良かったと思える1日にして帰ってください」とメッセージを投げかける。フェスに参加することの意味を教えてくれる、完璧なトップバッターだった。(小池宏和)