星野源が描く“恋”の先――新曲“Family Song”を聴いた!

星野源の大ヒットシングル『恋』から約10ヵ月ぶりとなるニューシングル『Family Song』が8月16日(水)にリリースされます。

前作“恋”はもはや説明不要、社会現象的大ヒットを記録した火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌でしたが、今回の表題曲は本日から放送の日本テレビ系 水曜ドラマ『過保護のカホコ』の主題歌。ドラマオンエアに先がけ、昨晩深夜に『星野源のオールナイトニッポン』番組内でフルコーラスが流れました。みなさん、聴きましたか?

“恋”は、星野源の楽曲の中でもかなり速いテンポで、それと相まってワクワクするような「恋愛の高揚感」を思わせる1曲だったのに対し、今作“Family Song”はスローテンポで、想像させるのは「恋のその先に流れるゆるやかな時間」。サウンドも、夕方の一時のような柔らかい光が灯る、どこかノスタルジックなソウルミュージックに仕上がっていました。

このシングルリリースが決定した時に星野源は「脚本を読み、『家族とは何ぞや』とぐるぐる考えながら作詞をした」と明かしていましたが、「あなたが幸せになりますように」ではなく「あなたの幸せが1日でも多く」と願う素朴さが、まさに「家族」と呼べるような心を許し合う人たちが交わす温かい眼差しと重なって、優しい気持ちにさせてくれる。そんなふうに“恋”で感じた昂ぶりとはまた違う、これからずっと聴く人にとって「大切な曲」であり続けてくれそうな1曲だと感じました。

この“Family Song”が『過保護のカホコ』というストーリーとどうあわさって届けられるのか、ドラマオンエアも楽しみです。(渡邉)

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