ロッキング・オン1月号「洋楽ベストアルバム2024」――選出作品:ザ・ラスト・ディナー・パーティー『プレリュード・トゥ・エクスタシー』はどんなアルバム?

ロッキング・オン1月号「洋楽ベストアルバム2024」――選出作品:ザ・ラスト・ディナー・パーティー『プレリュード・トゥ・エクスタシー』はどんなアルバム?

12月6日(金)発売のロッキング・オン1月号は、1年を締めくくる2024年洋楽アルバム特集です。アルバムだけでなく、リイシュー作品、来日公演、イベント、ニューカマー、洋楽ライター陣による座談会、そしてジャンルを細分化したシーン別の徹底考察で、今年の洋楽シーンを振り返ります。

今回は、選出作品の一部をご紹介!



【No.2】
ザ・ラスト・ディナー・パーティー『プレリュード・トゥ・エクスタシー』


数年前にマネスキンが発見された時もそうだったように、一瞬でこのバンドに胸を鷲掴みにされたリスナーも多かったはずだ。時にそうした衝動に突き動かされるように、自分の日常に迎え入れることになるものがロックバンドであり、ザ・ラスト・ディナー・パーティーは、その最新の証だったと言っていい。すべての始まりは“ナッシング・マターズ”だった。奇妙に捻れながらも恐ろしくキャッチーな同曲は、デビュー曲として出来過ぎだったが、彼女たちはその完璧さに留まる気はなかった。“シナー”では古典的なギターソロの恍惚を、“マイ・レディー・オブ・マーシー”ではロキシー・ミュージックばりのNWポップをと、ハイプを疑う暇すら与えず、次々と形を変えながら行き着いた今作は、TLDPの表現への飽くなき欲望をドライブさせ、色彩と意匠で食卓を埋め尽くした晩餐のような1枚となった。(続きは、ロッキング・オン1月号にて)



現在発売中の『ロッキング・オン』1月号。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。


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