グライムMCのバグジー・マローン、ノエルの許可でオアシスの“Wonderwall”を丸パクリ?
2017.07.21 16:15
イギリスのグライムMC、バグジー・マローンが、自身の新曲“Memory Lane”でオアシスの“Wonderwall”の歌詞を使用したことが話題になっている。
“Memory Lane”はバグジーの新作EP『King of the North』収録曲で、“Wonderwall”の最初の一節「Today is gonna be the day that they're gonna throw it back to you(今日という日はみんながおまえに掌を反してくる日になるだろう)/By now you should've somehow realised what you gotta do(さすがにもうお前にもやるべきことは分かってるだろ)/I don't believe that anybody feels the way(俺と同じ気持ちになってるやつなんて誰もいないはず)/I do about you now(今のおまえについてね)」の部分を、バグジーのアレンジを多少入れつつほぼ原型のまま使用している。
英メディア「クラッシュ」によると、バグジーがミュージック・ビデオの製作を始めた時点ではオアシス側の許諾を取っていなかったとのこと。
ビデオの完成後、いずれにせよ許可はもらえないだろうと諦めていたところ、オアシス側から連絡をもらったことを次のように語っていたようだ。
「ビデオにさんざんお金を使って完成させたその2、3日後、連絡をもらったんだよ。『そういえば、ノエル・ギャラガーが歌詞使っていいって』ってね。それで、えらいことになったってことで、ビデオも作り直さなきゃならなくなったんだよ。
ちょっと手を入れて、新しい映像を入れていくことになったんだ。最初のビデオで作った映像と、オアシスのビデオへのオマージュ映像を新しく作って、ふたつを合わせていくっていうものでね。まあ、せっかく使ったお金が無駄にならないようにってことなんだけど、完璧にうまくいったし、ノエルがいいよって言ってくれたのが信じられないよ」
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