「ブラバーマウス」によると、メタリカのラーズ・ウルリッヒはロサンゼルスのラジオ曲「95.5. KLOS」の番組に出演した際、チェスターの死について言及。「とても寛大で、とても謙虚で、とても穏やかな魂を持った、懐の大きな人だった」と話した。
そして、リンキン・パークのボーカルとしてバンドを支えたチェスター・べニントンの音楽性については、以下のように語ったという。
「俺が初めてリンキン・パークを聴いたのは、1999年とか2000年とかだっけ? 1stアルバムの時だった。彼(チェスター)から湧き出てくるエネルギーは凄まじいものがあったね。彼のボーカルは唯一無二だよ。
出てくる言葉をすべて本物の言葉として、ちゃんと確かなものとして聞かせられるボーカルっていうのは、なかなかいるもんじゃない。ただ、自分が歌う歌詞を書いて、それを口に出してるだけじゃない。言葉や細かいニュアンス、一言一言をちゃんと感じて、意味を込めているっていうのが伝わってくるんだよ」
また、チェスターが自ら死を選んでしまったことで、改めて感じたことがあるという。
「改めて深く感じたのは、今、この時を本気で生きないといけないっていうことなんだ。こう言うとクサい台詞に聞こえちゃうけど。ライブでステージに立つたび、俺たち(バンド)はすべてを注ぐようにしてる。自分の体や何かに、いつ何が起こるかなんて誰にも分からないから。人生は美しい。だから、すべての瞬間を限界まで生かさないといけないんだ」
Gracious, kind & humble. A rare combination in Rock & Roll. Deeply saddened... pic.twitter.com/cVtNEzrjHD
— Lars Ulrich (@larsulrich) 2017年7月20日
また、『ワン・モア・ライト』の収録曲“Heavy”に参加したシンガーソングライターのKiiaraは、ニューヨークでライブを行った際にチェスターへの追悼として同作収録の“Battle Symphony”の音源を流した後、“Heavy”のMVと共にパフォーマンスを行った。
映像は一般のアカウントによってYouTubeで公開されている。
https://www.youtube.com/watch?v=_eLccVtM6DM
なお、Kiiaraは自身のツイッターに追悼のメッセージも公開している。
— lil kiwi (@KIIARA) 2017年7月21日
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