yonige×山田孝之、ショートフィルム『点』製作。「バンドって夢ありすぎじゃないですか?」

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yonige山田孝之がタッグを組み、それぞれ主題歌と主演を務めたショートフィルム『点』を製作したことが発表された。

yonigeと山田孝之との出会いは、今からおよそ5年前。まだ yonigeを結成する前の牛丸ありさ(Vo・G)は、ある日突然、SNS上で山田に「ライブに来てくれますか?」と呼びかける。そこから数年後、山田が突然彼女らのライブに現れる。その様子は当時SNSなどで話題を呼び、ファンの間でも注目を集めていた。

その後も山田はたびたびyonigeのライブを訪れ交流が続く中、今年9月にyonigeのメジャーデビューが決定。これを機に、デビュー曲“ワンルーム”のミュージックビデオへの出演を山田に依頼。しかし、依頼を聞いた山田は、それならば楽曲からインスパイアされた映画を作ろうと提案し、自らが主演を務める形で、本作が製作されることとなった。

本作の監督・脚本を務めたのは、石川慶監督。yonigeのデビュー曲“ワンルーム”を聞き、その詞の世界観、物語から着想を得て、オリジナルで脚本を書き下ろしたとのこと。共演は中村ゆりで、劇中では山田演じる理容師・高志の幼馴染で元恋人という設定。14年ぶりに再会したふたりは、戸惑いながらもかつての記憶のカケラを手繰り寄せていく、というストーリーになっている。


なお、同作品は9月23日(土・祝)よりシネマート新宿にて1週間限定で公開される。9月25日(月)には、シネマート新宿にて舞台挨拶付き上映会イベントも決定。この舞台挨拶では、山田孝之、yonige、石川慶監督の登壇を予定している。


【山田孝之 コメント】
楽曲から映画を作ろうとアイデアが出たのは2016年の秋頃。このアイデアが生まれたのは牛丸ありさが映画好きだと聞いたこと、そして、これまでのプロモーションとは違う何かができないかと考えたため。そこからチームを組み始め、準備を進め、牛丸先生の曲を待つ。待つ。待つ。全然こない!僕が別映画の撮影開始を翌日に控えた2017年8月9日、早朝から深夜まで「点」の撮影は行われた。限られた時間の中、yonigeの楽曲を魅力的な映像へと昇華させるため、チーム一丸となり突っ走った。いつだってモヤモヤした気持ちと仲良しの牛丸ありさの歌詞を、僕たちなりに表現できたのではないかと思っている。本当はyonigeの二人とも共演したかったんだけどね!

【yonige(牛丸ありさ)コメント】
自分の曲と好きな俳優と監督で映画を作るって、ヤバくないですか?バンドって、夢ありすぎじゃないですか?撮影現場には参加できず、どんな感じで撮影していたのかはわからないのですが、yonigeの白でも黒でもない、グレーなもどかしい感じを撮影の皆さんがくみ取ってくれて、yonigeらしい作品を作ってくれました。これがメジャー一作目ってこと、誇りに思います。

【石川慶監督 コメント】
yonigeと山田孝之。はじめ話をもらったときは、ぜんぜん意味が分からなかったんですが、曲を聞いたらすぐにピンと来ました。すごくシンプルな作りの箱に、あえて未整理のまま詰め込まれたリアルで繊細な感情。そんな表現者たちのコラボなんだな、と。それを踏まえ、今回の短編は物語もあえて作りすぎず、シンプルな箱に山田孝之と中村ゆりという、リアルで繊細な表現者二人に入ってもらうことにしました。短編というより、セッション、エッセイと呼びたくなるような、素敵な作品になったと思います。



また、アルバム発売に先がけて映画主題歌“ワンルーム”の先行配信もスタートしている。

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