ディズニー、21世紀フォックスのエンタメ部門やHuluの経営権など買収。買収総額は7.4兆円

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ウォルト・ディズニーが21世紀フォックスのエンターテインメント部門の主要事業を買収することで両社が合意したことが、ウォルト・ディズニーの公式サイトで発表された。
この発表によると、買収額は524億ドル(約5兆8000億円)、負債額込の総額は661億ドル(7兆4000億円)だという。

ディズニーが買収するのは21世紀フォックスの映画会社である20世紀フォックスの映画部門・テレビ部門とのことで、動画配信サービスHuluの経営権も得ることとなった。

コンテンツには『アバター』シリーズや『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に加え、『X-MEN』シリーズ、『ファンタスティック・フォー』、そして『ザ・シンプソンズ』シリーズや『ナショナル・ジオグラフィック』などが含まれており、公式サイトの発表の中には「『アバター』、『X-MEN』、『ファンタスティック・フォー』、『デッドプール』を取り戻したことにより、境界を越えた魅力的な作品作りが可能となった」という主旨の記載がある。

これはディズニーの傘下にあるマーベル・スタジオの作品の一部の版権が20世紀フォックスに渡っていたことに言及しており、この度すべての版権がディズニーに戻ってきたことにより、作品を横断したキャラクターの使用が可能となることを示唆していると見られる。

また今回ディズニーが買収した20世紀フォックスの映画部門の中には、2018年のゴールデン・グローブ賞でも最多ノミネートを受けたギレルモ・デル・トロ監督の話題作『シェイプ・オブ・ウォーター』や『グランド・ブダペスト・ホテル』、『ゴーン・ガール』、『ドリーム』なども含まれている。

なお、買収手続きは2019年の半ばまでの完了を目指しているとのことだ。
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