2010年の1月12日に発生し30万人以上の死者を出したハイチ地震から8年を数え、俳優のショーン・ペンが「TIME」にエッセイを寄稿。その中で、ハイチなどの国々を「shithole(クソ汚い国)」と呼んだとされるトランプ米大統領を「人類の敵」と形容していたことが分かった。
ハイチ地震の発生後いち早く支援活動を開始したショーン・ペンだが、現地に赴き救援活動を行ったりチャリティ・イベントで600万ドル(約6億6000万円)の寄付金を集めたりと被害者の支援に大きく貢献したことで、2012年にはハイチの特使に選ばれている。
この度「TIME」に寄稿したエッセイの中で、ショーン・ペンはトランプ大統領の「shithole」発言を批判しつつ、最後に以下のような形でトランプ大統領が「アメリカ合衆国の敵」であるとの意見を提示した。
私たちを取り巻く民族間の不和の解決の糸口は、ホワイト・ハウスにはないと断言できる。私たちは、アメリカの歴史の中で初めて自分たちが「慈悲の敵対者」である大統領を選んだのだ、という事実に気づくことができなければ、調和を手にすることはできないのだ。
そしてそれはアメリカ国内だけではなく、(トランプ大統領が「shithole」と呼んだ)アフリカ、エルサルバドル、ハイチ、メキシコ、中東その他たくさんの国々との調和も意味している。
しかしその調和も、ドナルド・トランプ大統領がアメリカ国民、共和党支持者、民主党支持者、無党派、そしてこれから生まれ来る子供たちの敵であること、つまり人類の敵であることに気づけなければ実現できない。
彼は間違いなく、アメリカ合衆国の敵なのだから。
トランプ大統領は現地時間11日、移民政策の会議の中でアフリカ、エルサルバドル、ハイチ、メキシコなどからのアメリカへの移民について「どうしてあんなにクソ汚い国(shithole)から移民がやってくるんだ」との発言をしたと各所で報じられている。
大統領自身は「きつい言葉は使ったものの」、「shithole」という特定の言葉は使っていないとTwitterで否定。一方で会議に出席したディック・ダービン上院議員らは、大統領が会議中に「人種差別的意識に溢れた発言」をしていたと認めている。