通算8枚目のアルバム『HONEY』が完成した。自分たちに正直に、飾らない自然体のSCANDALを詰め込んだ力強いこの作品は、一体どんな道のりを経て生まれたのか? 発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』3月号には、そんな4人のインタビューを掲載。本作までたどり着くまでの物語の中から、発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=オノツトム
続ければ続けるほど、作家さんに書いてもらった曲の強さを超えられなかったりとか、過去の自分たちに苦しめられてるような気もしていて。でも、この作品でやっと、そんな過去の自分たちを超えられたような気はしています。今、無敵だなって(HARUNA/Vo・G)
ここからキャリアと年齢を重ねて続けていくには、SCANDALっていうバンドのパブリックイメージを壊さなきゃな無理だなっていう、すごく前向きな限界を感じたんだと思うんです(RINA/Dr・Vo)
意識してはいなかったんですけど、SCANDALのためにいろいろなものを作り出してきたから。まあいいことも悪いこともあった2017年で。ある意味充実してたんですよ(笑)。今はそれぞれに過ごしてきた時間に自身が持ててるんだと思います(TOMOMI/B・Vo)
「私たちがSCANDALです」っていうことをちゃんと証明できるアルバムでもあるんだなあと思います(MAMI/G・Vo)