Nulbarichの音楽は、軽やかでエバーグリーンな第一印象からすると意外なほど、そんな熱い力を持っている。
今日の新木場スタジオコーストのライブでそれを決定的に思った。
誰にも負けない熱いエモーションがNulbarichの楽曲を紡ぎ、バンドの絆となり、オーディエンスの心を強くノックし続けていた。
今年の11月2日に日本武道館でワンマンライブを行うことを彼らは発表したが(ジャミロクワイのサポートアクトで既に彼らは武道館に立っている)、その勝負の掛け方も含めて、僕はNulbarichの熱いエモさは日本武道館に凄く似合っていると思う。
そしてこの音楽性が、熱いエモーションを表現する最適解のひとつになっている2018年って素敵で面白い時代だと思う。(古河晋)
