[ALEXANDROS]、ヤバい匂い全開のニューシングル『KABUTO』を『SCHOOL OF LOCK!』で聴いた!

[ALEXANDROS]、ヤバい匂い全開のニューシングル『KABUTO』を『SCHOOL OF LOCK!』で聴いた! - 『KABUTO』初回限定盤『KABUTO』初回限定盤
4月17日放送のTOKYO FM/JFN38局『SCHOOL OF LOCK!』内「アレキサンドLOCKS!」にて、5月23日(水)に発売する[ALEXANDROS]のニューシングル『KABUTO』の収録曲3曲すべてが川上洋平(Vo・G)の楽曲解説とともに初音源解禁された。

番組内で最初に解禁となった“Follow Me”は、「自分の中に轟く声を信じろ、その声についていけ」との川上の解説通り、[ALEXANDROS]らしい「己との対峙」のテーマが色濃いロックチューンだった。イントロからギンギンに冴えるギターと、なんといっても庄村のワンビートの力強さったら(川上は「聡泰、男のワンビート」と表現していた)! ライブでこの曲が鳴った瞬間に熱気がガッと上がるフロアが容易に想像できて、思わずニヤっとしてしまった。曲の尺自体も通常曲よりは短い印象で、だらだらと言わずに一気に全員巻き込んでいくんだという強気さも感じられた。

次に公開されたのは、東京メトロ「Find my Tokyo.」CMソングで、詩人・小説家の最果タヒ作詞/小林武史編曲の楽曲“ハナウタ”。CM放送時に聴いた時から常々思っていたのだが、フルで聴いて改めて「ああ、もう、ほんっとうに良い曲……!」とうっとりしてしまった。川上による楽曲紹介コメントには「サビは(電車内で)小さな声でも口ずさめるようにこしらえました。心の中でそっと口ずさんでみてください」とあるが、これは間違いなく心の中だけでは収まらずに実際に声にして歌ってしまうやつだなと思った。メロディの持つ切なさと柔らかさ、女性らしさが薫る詞的な言葉、穏やかさの中にヒリっとした緊張感が宿るアレンジ――一期一会が繰り返される「電車」というひとつの題の中で3組のイメージが美しく溶け合った、そんな「出会いの奇跡」を思わせる暖かく優しい曲だった。

そしてシングルの表題曲でもある“KABUTO”に関しては、なんと放送途中で「はい、ここまでー!」との川上のストップが……! フル解禁は後日ということでしっかり焦らされたが、この曲、物凄くヤバい匂いがする。というのも、「メンバーが今、グワっ!とやりたいんだなっていうのが分かる(川上談)」現在の[ALEXANDROS]モード全開の楽曲とのことで、あの曲入りの感じで最後まで貫くのだとしたら実際かなり攻めているし、これを今のシーンに堂々と投下する4人の策略が全く読めなくて、めちゃくちゃワクワクする。フル公開が楽しみでならない。(峯岸利恵)
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