本作は直近のシングルから“Freedom (ft. Rou Reynolds from ENTER SHIKARI)”と“Wipeout”が収録されるが、この2曲以外はすべて新曲のボーナストラック含む全13曲入りとなっている。
ボーナストラックにはゲストボーカルにcoldrainのMasatoを迎え、昨年急逝したチェスター・ベニントン擁するロックバンド、リンキン・パークの“Faint”のカバーを収録。
本作は3形態でのリリースとなっており、完全生産限定盤には直近3シングル(9曲分)のRemix音源を収録したRemix CDと、昨年行われた「10th ANNIVERSARY TOUR」のドキュメント・ムービー&ライブ映像3曲を収録したDVD①、そして“Rx Overdrive”、“Freedom”、“Wipeout”、“Rockstar Steady (ft. JESSE from The BONEZ / RIZE)”などのMVが収録されたDVD②が付いてくる。さらに、この限定盤用に特別にデザインされたオリジナルTシャツが付属グッズとして同梱される。
また、本作から先行して公開されていた新曲“The Perfect Nightmare”の配信が本日スタートとなった。
なお、予約もCDとデジタル配信ともに本日よりスタートしており、各CDショップのチェーン別オリジナル特典の内容も発表されている。詳しくはオフィシャルサイトにて。
【Koie(Vo)コメント】
“EX_MACHINA”
この言葉は“機械仕掛けの神”を意味してつけた言葉。
人工知能は人と同等、もしくはそれを超える能力を手に入れたが未だ人間の支配下にあるそう遠くない未来を舞台にした、ある種のコンセプトアルバムと言っていいと思う。
テクノロジーや人工知能を用い完璧な管理統制により人々を危険から守る存在。彼らは天使と呼ばれた。
しかし彼らの行動は、人々を危険から守ると同時にリアリティとパーソナリティという必要不可欠なものを人間から奪ってしまった。
彼らの行動に疑問を持ち、本来、人間が持っているはずの“個”を覚醒する為に立ち上がった彼らは天使たちにより、“悪魔”と名付けられた。
これが今回のアルバムEX_MACHINAの始まりのストーリー。
俺たちCrossfaithは活動開始当初から、常に個性を意識して活動してきた。
前作のXENOを作り終え、次に俺たちが何をメッセージとしてアウトプットすべきかを考え、出てきたのが“個の覚醒”というテーマだった。
発達したテクノロジーにより、確実に便利になったと言える。それは幼少期のころを考えると一目瞭然。しかし、そのテクノロジーが俺たちに与えたものは果たして豊かさだけなのだろうか?
自分自身が何かの行動をする為の大事なプロセスも同時に奪っているのではないだろうか?と疑問を抱いた。
この作品はアルバム全体を通して自分たちの未来で起こりうるかもしれない大きな変革に対する、俺たちなりの創造作品を通しての警鐘である。
この作品の意味、そしてそこから何を感じ、行動するかは人それぞれであるべきだと思う。
それこそが“個の覚醒”であるからだ。
●リリース情報
『EX_MACHINA』
2018年8月1日(水)発売 ※日本除く世界発売は8月3日(金)予定
<完全生産限定盤>11,000円(税抜き)
・CD
・Remix CD(直近3シングル9曲分のRemix音源)
・DVD①(「10th ANNIVERSARY TOUR」のドキュメント・ムービー+ライブ映像3曲
・DVD②(“Rx Overdrive”、“Freedom”、“Wipeout”、“Rockstar Steady (ft. JESSE from The BONEZ / RIZE)”含むMV
・グッズ(オリジナルTシャツ)
<初回盤>4,500円(税抜き)
CD+DVD①
<通常盤>2,990円(税抜き)
CDのみ
【トラックリスト】
M1 Deus Ex Machina
M2 Catastrophe
M3 The Perfect Nightmare
M4 Destroy (feat. Ho99o9)
M5 Freedom (ft. Rou Reynolds from ENTER SHIKARI)
M6 Make A Move
M7 Lost In You
M8 Wipeout (Album Mix)
M9 Milestone
M10 Eden In The Rain
M11 Twin Shadows
M12 Daybreak
M13 Faint (feat. Masato from coldrain)