アクモンのアレックス、ストロークスの『イズ・ディス・イット』への愛を語る。 「触発されてジーンズの膝を破いたりした」

アクモンのアレックス、ストロークスの『イズ・ディス・イット』への愛を語る。 「触発されてジーンズの膝を破いたりした」 - Photo by Zackery MichaelPhoto by Zackery Michael

5月11日に6枚目となるアルバム『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしたアークティック・モンキーズ

その1曲目である“Star Treatment”はこんな歌い出しでアルバムの幕開けを告げる。
「ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ」


最近のアークティック・モンキーズのライブでもストロークスの“Is This It”のカバーが披露されるなど、かねてから彼らのファンであることを公言しているアレックス・ターナー。

そんな彼にとって、上記の“Is This It”も収録されているストロークスのデビュー作『イズ・ディス・イット』はどんな意味を持っていたのだろうか。以下では、アレックスがストロークスと彼らの1stアルバムへの深い想いを語った「NME」の記事の一部をご紹介する。

ストロークスからの影響


俺たちがバンドをはじめたばかりの時、カレッジでしょっちゅう彼らの1stアルバムをかけていたのを覚えてるよ。彼らにハマってる人はいっぱいいて、だから彼らのような音を鳴らすバンドもいっぱい出てきていた。


彼らに憧れたアレックスがした事とは?


たぶんこんなことを言ったら彼らはうんざりするだろうけど、彼らに触発されて、自分もジーンズの膝のところを破いたり、そこにマーカーで文字を書いたりしたんだ。

赤インクのペンで、“I’ve got soul and I’m superbad!(俺には魂がある、俺は超ワルだ!)”ってさ。


一番好きな曲

一番好きなストロークスの曲はたぶん“Trying Your Luck”だな。ちなみにアークティック・モンキーズ版の“Take It Or Leave It”は聴いたことある? 

フランスのテレビに出演した時に、カバーを1曲やってくれと頼まれてやったんだけどさ。ひどい出来だったけど、それでも俺は楽しかったね。


デビュー前の思い出

彼らの2ndアルバムのツアーの時に、(2003年12月に)Alexandra Palaceでついにライブを観たんだ。

俺と、(マット・)ヘルダースとアンディ(・ニコルソン、アークティック・モンキーズの元ベーシスト)で、彼らを観るためにロンドンまで長距離バスで行ったんだ。 

(中略)その日は観客のなかにいたピート・ドハーティに会ったよ。僕らにとっては、ちょっとした冒険だったし、ライブは最高だったよ。



アクモンのアレックス、ストロークスの『イズ・ディス・イット』への愛を語る。 「触発されてジーンズの膝を破いたりした」



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