[ALEXANDROS]がファン感謝祭的な意味合いで定期的に行っているイベント「VIP PARTY」。8月16日に行われた今回の「VIP PARTY 2018」はバンド史上最大規模となるZOZOマリンスタジアムでのワンマンライブとなったのだが、3万5千人が集うこの規模がめちゃくちゃ似合うバンドになっていた事が嬉しくてしょうがなかった。

そして元々は雨予報だったこの日、風はあるものの天候は持ち堪え、最高のコンディションの中で最後までライブが行われた……と思いきや、そこは流石とも言うべきか、途中でかなり大粒の雨が降ってきた。そんな状況を川上洋平(Vo・G)は「これも俺ららしい」と笑い飛ばしていて、そんな姿を見てふと彼らの“NEW WALL”という曲を思い出した。その中で彼らは《Hello New Wall(やぁ ようこそ 新たなる障壁よ)》と歌っているのだが、例えば今日のような逆境や苦境に遭ってこそ本領を発揮できる4人の強さや芯の部分をつくづく思い知らされたし、楽曲の良さはもちろん、その屈強で強靭なバンドのスタンスがなければこの日のスタジアム公演を満員で埋めることは出来なかっただろう。

4人のプレイ、セットリストから感じたことや5万件以上届いたと言うリクエスト楽曲のダイジェスト演奏、「VIP PARTY」ならではの演出などもしっかりと含め、ライブの詳細については後日きちんとライブレポートとして記しますのでお楽しみに！ 取り急ぎ、行かれた方は風邪を引かぬようにお気をつけ下さい。(峯岸利恵)