【追悼アレサ・フランクリン】ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ストーンズらが追悼コメントを発表


8月16日に76歳で逝去したアレサ・フランクリンだが、ポール・マッカートニーエルトン・ジョンザ・ローリング・ストーンズら多数のアーティストや、バラク・オバマ前大統領夫妻が追悼のコメントを発表している。

SNSに投稿された数々のコメントは以下の通り。


ポール・マッカートニー
「長い年月にわたり僕達にインスピレーションを与えてくれたソウルの女王アレサ・フランクリンの美しい人生に、皆で感謝する時間をしばし持とう。彼女がいなくなったことは寂しいけれど、ミュージシャンとしての、そして素晴らしい人間としての彼女の偉大さの記憶は、僕達と共に永遠に生き続けるだろう。愛を込めて、ポール」


エルトン・ジョン
「アレサ・フランクリンを失ったことは、本当の音楽、つまり心から、魂から、そして教会から生まれる本物の音楽を愛する人達にとって大きな打撃だ。彼女の声は唯一無二で、彼女のピアノは過小評価されていた。彼女は僕が最も好きなピアニストの1人だった。

幸運なことに、僕はセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂で行なわれたエルトン・ジョン・エイズ基金の慈善公演で、彼女と時間を過ごし、彼女の最後のパフォーマンスを目の当たりにすることができた。彼女は見るからに具合が悪そうで、歌えるかどうか分からなかった。しかしアレサは歌い、会場は大歓声に包まれた。

彼女は見事に歌い、演奏し、我々はみな涙を流した。我々は、史上最高のソウル・アーティストを目撃していたのだった。僕は彼女を敬愛し、彼女の才能を崇拝していた。彼女に神の恵みがあらんことを。彼女の家族と友人達にお悔やみを申し上げます。彼女と僕は誕生日が同じで、そのことは僕にとって大きな意味があった。

世界中が彼女の死を悼むだろうが、彼女が遺した素晴らしい音楽に、これからもずっと喜びを見い出すだろう。女王死すとも女王は死なず」


ザ・ローリング・ストーンズ
「アレサの訃報を聞き、非常に悲しい。彼女からはたくさんの刺激をもらったし、彼女の歌を聞くと、どこにいても教会にいるような気分になった」


U2
「公民権運動の活動家、そしてソウルの女王よ安らかに。ボノ、ジ・エッジ、ラリー、アダムより感謝を」


レディー・ガガ
「あなたは、なんという美しい音楽と歌声の芸術を、世界に与えてくれたことでしょうか。あなたは伝説であり、決してその魂が忘れ去られることはありません。音楽の天使よ、安らかに」


リンゴ・スター
「ソウルの女王、アレサ・フランクリンよ安らかに。そして遺族に愛と平和を」


バーブラ・ストライサンド
「これは2012年、アレサと私が友人のマーヴィン・ハムリッシュの追悼コンサートでパフォーマンスをした時の写真。彼女のいない世界を想像するのは難しいわ。彼女は唯一無二の素晴らしいシンガーだっただけではなくて、その活動家としての献身が世界に大きな影響を与えたから」


チャカ・カーン
「私の女王、良き指導者、真の友であるあなたを失って悲嘆に暮れています。これからも私達が共に過ごした時間を胸に、あなたを永遠に愛してる。あなたのご家族に心からお悔やみを申し上げます」


リッキー・マーティン
「今日、僕達は最も偉大な人を1人失いました。彼女は永遠に記憶に残り、称賛され続けるでしょう。アレサ・フランクリン、安らかに。僕達はあなたを愛しています」


ガービッジ
「アレサ。あなたの偉大さを私たちに授けてくれてありがとう」


チャンス・ザ・ラッパー
「目覚めた瞬間、メイクする前に、あなたのために祈りを捧げる」


グレアム・コクソン


リアム・ギャラガー
「アレサ・フランクリン、安らかに。最高の声だった」


ブライアン・ウィルソン(ベルリン公演で追悼のパフォーマンスを行った)


クインシー・ジョーンズ
「12歳のダイナ・ワシントンがアレサは『次の存在』だと教えてくれてから今日まで、アレサ・フランクリンは、真の女王しか持ち合わせていないそのプロ意識と、品格と、気品と、謙虚さで新たなスタンダードを構築し、それを完遂したんだ」


アリアナ・グランデ


バラク・オバマ前大統領
「アレサは、アメリカの経験を定義付けてくれました。彼女の声の中に、我々は我々の歴史を感じ、あらゆる意味における、我々の力と痛み、闇と光、赦しの追求、そしてようやく手に入れた尊敬を感じ取ることができました。ソウルの女王に永遠の安らぎを」


ミシェル・オバマ夫人
「ホワイトハウスにおいて、他の様々な機会においても、アレサ・フランクリンのパフォーマンスを見ましたが、見ていると時間が止まったようでした。バラク・オバマと私はアレサの家族のことを想っています。彼女は永遠に私達のソウルの女王です」


オバマ夫妻からの共同コメント
「アメリカには君主がいません。しかしながら、もっと変わらないものを得るチャンスに恵まれているのです。メンフィス生まれ、デトロイト育ちのアレサ・フランクリンは、父の会衆でゴスペルを歌いながら育ちました。それから60年以上もの間、彼女が歌うたびに、我々は神を垣間見ることができました。その作曲と比類なき音楽の才能を通じて、アレサはアメリカの経験を定義付けしてくれました。

彼女の声の中に、我々は我々の歴史を感じ、あらゆる意味における、我々の力と痛み、闇と光、赦しの追求、そしてようやく手に入れた尊敬を感じ取ることができました。彼女は、我々がお互いにより繋がっていて、より希望を持ち、より人間的であると感じさせてくれました。そして時には、すべてを忘れて踊らせてくれました。

アレサは天国に旅立ったかもしれませんが、彼女が与えてくれた音楽は、これからも我々皆に刺激を与え続けるでしょう。ソウルの女王に永遠の安らぎを。ミシェルと私は、彼女の家族と彼女の歌に心を動かされた人すべてに、祈りと哀悼の意を捧げます」