同作は、犯罪集団だけを標的とする窃盗「タタキ」稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描いた青春映画。「タタキ」専門の窃盗団の情報収集・標的選定担当のサイケを高杉真宙、工具全般担当のカズキを加藤諒、車両・機動担当のタケオを渡辺大知が演じ、MIYAVIは主役3人と対峙する犯罪営利組織カンパニー「六龍天」のトップ・安達を演じる。
MIYAVIは「安達は、その生い立ちからすごくひずんでいて、ねじれたキャラクターです。生きるためなら何だってする。そしてそれが正義になってしまっている現状で、本当に何が大事なものか、何を信じるべきか、何のために生きるのか、主人公の3人の生き方が、がむしゃらに不器用ですが、教えてくれたような気がします。この作品を通じて、沢山の人たちに届けば幸いです」と語っているという。
またMIYAVIについて入江監督は「ひとことでは言い表せないカリスマ性があるんです。『このひとは何を考えているかわからない』って思わせるようなところがありながら、同時にモノづくりに対するモチベーションの高さも感じさせる。ちゃんと安達としてそこにいて、カメラが回っているときに真剣勝負するんだっていうMIYAVIさんの姿勢は、いろんな俳優に見習ってほしいなと思ったくらいです」と話しているとのこと。
●映画情報
『ギャングース』
11月23日(金)公開
高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー)
林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢/般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太
金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI
監督:入江悠(『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』『SRサイタマノラッパー』シリーズ)
脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ
制作プロダクション:アミューズ+パイプライン
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社
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