リチャード・アシュクロフトが、「Radio X」のインタビューの中でオアシスのサポート・アクトが務まるのは自分しかいないと語り、しかもオアシスにもそう伝えていたことが明らかになった。
10月19日にニュー・アルバム『Natural Rebel』のリリースを控え、新曲“Surprised By The Joy”をリリースした元ザ・ヴァーヴのフロントマンであるリチャードだが、リアム・ギャラガーやロジャー・ウォーターズ、ザ・ローリング・ストーンズらのサポート・アクトとして数々の大規模ライブに出演した今年の夏を振り返り、次のように語っている。
そういうステージに、世界の誰よりも先に立てて俺はすごくラッキーだよ。それで、俺のあとに出てくるには相当の自信がないとダメなんだよ。
俺が言うところの「大砲」をぶっ放す必要があって、大砲ってのはつまり曲のこと。もしそこに5万人いて、そいつらがどんどん高揚して最高の曲を求めるなら、それを与えてやらないとまずいわけ。オアシスの時がそうだったね。
俺は1人でオアシスのサポートをやったことがある。俺は自分がオアシスの前にステージに上がれる世界で唯一の男性ソロ・アーティストだと考えていると、彼らに言ったこともあるよ。そしてその場の雰囲気を堪能し、ひるむことなく、飲み込んで、抱きしめるんだ。
彼らもそのことをわかってる。だって、俺らの観客は似てるからね。バンドを愛するってこと、情熱的になること、自分の道を突き進むってことを俺は分かってるんだ。