デーモン・アルバーンのサイド・プロジェクトであるザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンが、実に11年ぶりとなる2ndアルバムのリリースについて正式発表を行い、タイトル・トラックをリリース。さらにトラックリストも公開した。
2ndアルバム『Merrie Land』は11月16日にリリースで、全10曲収録となる。
「NME」によると、デーモン・アルバーンとポール・シムノン（元ザ・クラッシュ）、サイモン・トング（元ザ・ヴァーヴ）、そしてトニー・アレンからなるザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンはリリース発表にあたりコメントも発表したとのこと。
『Merrie Land』はイギリスがEU（欧州連合）離脱の準備を進めている時期に制作された、2018年における英国的気質に関する一連の見解と考察を込めた消極的な「別れの手紙」であるとのことで、声明では次のように紹介されている。
「アングロサクソン主義者危機」に瀕している英国全体は現在、EU離脱の最終段階で、最終的に救済されるものは何なのかを考えているところだ。『Merrie Land』はそんな今日の英国に対する美しく希望に満ちた賛歌となっており、ロンドンをテーマにした1stアルバムの内容を超えたより広い領域を見据えている。
過去と現在が共生した創造性を持ち、現代社会への期待と混乱、そして戸惑いを反映させたその音楽的業績が絶賛を受けているという、これほどまでに完璧なバンドは他にいるだろうか？
『Merrie Land』のトラックリストは以下。
Merrie Land
Gun to the Head
Nineteen Seventeen
The Great Fire
Lady Boston
Drifters & Trawlers
The Truce of Twilight
Ribbons
The Last Man to Leave
The Poison Tree
