リンプ・ビズキットやトゥールのメンバー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーらが被害を受けたカリフォルニア州の山火事だが、この火事に関するドナルド・トランプ大統領のツイートに対し、ニール・ヤングが批判の文書を掲載していることが分かった。

トランプ大統領は今回の火災を受け、「カリフォルニアが致命的で多大な犠牲を被った今回の山火事を引き起こしたのは、森林の管理があまりにも粗雑だったことに他ならない」といったツイートを投稿。

このツイートに対してはニール・ヤングの他にもケイティ・ペリーやレディー・ガガら複数のミュージシャンや俳優たちが批判の声を上げているが、ニールは今回、以前に起こった山火事で自身が所有する家が焼失した経験を明かしつつ、自身の公式サイトで以下のように記している。

カリフォルニアが火災被害に遭いやすいのは、DT（俗に言う我らの大統領）が吹聴するように森林管理がお粗末だからではない。実際猛威をふるっているのは森林火災ではないんだよ。被害を受けやすいのは気候変動のせいだ。異常気象や長引く干ばつもその一部なんだ。

さらにニールはカリフォルニア州の山火事を科学的に説明し、なぜトランプが気候変動説の「否定論者」なのかを指摘し、「本当にそろそろこの不適格なリーダーに審判を下す時だ。新たな議会がやってくれるかもしれない。そう願いたい」と綴り、さらに次のように続けた。

消防隊員たちは、こんなことは今まで経験したことがないと言っている。この2日間でその言葉を数えきれないくらい聞いた。俺は以前カリフォルニアの火災で家を失ったが、またこんなことが起きているんだ。