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    キース・リチャーズ、来春の北米ツアーがストーンズにとって「最後になるかもね」と発言。ミックとの新曲制作にも言及

    キース・リチャーズ、来春の北米ツアーがストーンズにとって「最後になるかもね」と発言。ミックとの新曲制作にも言及

    ワールド・ツアー「No Filter Tour」の北米ツアーを控えるザ・ローリング・ストーンズだが、キース・リチャーズが同ツアーが「最後になるかもね」と発言していたことが明らかになった。

    50年以上現役で活動し続け、現メンバーで最年長のドラマー、チャーリー・ワッツは今年の6月に77歳の誕生日を迎えたストーンズだが、キースは「Rolling Stone」のインタビューに答えた際、バンドの長年に及ぶキャリアについて語っていたようだ。

    2019年4月からは2015年の「Zip Code Tour」以来となる北米ツアーを行うバンドだが、彼らにとっての初めての北米ツアーは1964年に遡る。当時はステーションワゴンに乗って各地を回ったと言い、キースは次のように語っている。

    60年代半ばのアメリカは、今とはかなり違う場所だった。率直に言って、自分がこれだけ長く続けていられるのが信じられないよ。俺はこの国が成長するのを見てきたんだ。



    そしてキースは、どのツアーが最後になるかは分からないとしつつ、「これ(北米ツアー)が最後になるかもね、わからないけど」と発言。ただ、フェアウェル・ツアーの開催については考えたことがないと言う。

    これが俺の仕事だからね。俺の前に5万人連れて来られても、俺はくつろげる。バンド全員がそうだ。ロニー(ロン・ウッド)とよくライブ前に言ってるんだ、「さあステージに上がって安らごうぜ」ってさ。


    なお、4月にはミック・ジャガーがストーンズのために新曲を書いていると明かしていたが、今回のインタビューではキースも新曲について語っている。

    キースはインタビューの中で、ミック・ジャガーとスタジオで曲作りをしたと明かし、「ミックと俺とで1ヶ月ほど前に数日間スタジオに入ったよ。簡単にだけどね。12月にもセッションをやる予定だけど、本格的には考えてないね」とコメントしていたとのことだ。

    一方で、来年3月から5月には日本でストーンズ初の大規模世界巡回展「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」が開催されることも決定している。
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