レディー・ガガ、自らが手がけた『アリー/ スター誕生』のサントラを語るQ&Aを独占公開! 作ろうとしたのは「『私』らしくないもの」?


現在日本でも公開中の映画『アリー/ スター誕生』だが、主演を務めたレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが手がけた同作のサウンド・トラック『アリー/ スター誕生 サウンドトラック』は全米3週連続1位という記録を打ち立て、『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』、『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンド・トラックを越える快挙を達成。

さらには世界88の国と地域のiTunesで1位を獲得し、主題歌の“シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた”は第61回グラミー賞で主要2部門を含む4部門にノミネートされている。

そんな中、このサウンド・トラックについてレディー・ガガ本人が語るQ&Aが到着。rockinon.com独占公開となるガガのコメントは以下の通り。

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

●これまでのレディー・ガガのアルバムと比べ、今回のサウンド・トラックの制作はどういったところが異なっていたでしょうか? 大きく違っていたことは想像がつきますが、本作の制作に際し、最も難しかった部分、あるいは最も良かった部分は?

そうね、今回本当に楽しかったのは……私が、そう、私としては、アリーのことを私自身とは全然違うキャラにしたかったというのがあって。そしてブラッドリーも、アリーを私とは全く異なるキャラにしたいと考えていた。

アリーは独自のキャラなのよ。アリーは一人の人間として独立している。それで私は、自分たちのやっている曲が何らかの形で物語の流れとちゃんと合致しているよう、微妙なニュアンスを曲毎に調整しながら、常に確認しておく必要があったの。監督の描いているビジョンに適った曲になるよう、取り組むということね。それが私にとっては、とっても重要なことだった。

それが私にとっては、とっても重要なことだった。聴いた人が、「何これ? これがレディー・ガガなの?」と言わずにはいられないようなものに。だから難しい挑戦だったけれども、すごくやり甲斐があって、本当に楽しかったわ。私には支えとなってくれるコラボレーター陣やチームがいたし。

この作品でブラッドリーと一緒に仕事ができて最高だったわ。そしてルーカス・ネルソンと彼のバンドと仕事ができたことも、本当に素晴らしかった。

また、“シャロウ〜『アリー/ スター誕生』愛のうた”で、マーク・ロンソンやアンソニー・ロザモンド、アンドリュー・ワイアットと一緒にやれたこともね。私たちはある意味、「私」らしくないものを創り上げることが出来た。それは大きな解放感を与えてくれる経験だったわ。





『ロッキング・オン』が行ったブラッドリー・クーパーへのインタビューは以下の記事より。
ノエル直々の演技指導や、ジャック・ホワイトへの憧憬……。 『アリー/ スター誕生』のブラッドリー・クーパーに直撃!「ロック・スター」について訊いてきた
映画『アリー/ スター誕生』の日本公開を機に、今作で長編映画の監督デビューを果たし、世界的ロック・シンガーであるジャクソン・メインを演じたブラッドリー・クーパーへのインタビューを行った。 レディー・ガガがアリーを演じ映画初主演を飾ったことも話題になっている今作だが、劇中で披露される楽…