ビリー・アイリッシュ「この状況が一生続く訳がない」。自身の人気について、そして友達と離れ離れになることを語る


デビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』が全米・全英共にアルバム・チャートで初登場1位を獲得したビリー・アイリッシュが、近日注目度が急激に上昇したことによる影響について語っている。

NME」によると、Appleのラジオ局「Beat1」のインタビューに答えたビリーが、「この状況が一生続く訳がない」と言い聞かせて、自身と楽曲共同制作者で実兄のフィネアス・オコンネルが人気やプレッシャーに対処していると語っていたという。

この状況が一生続く訳がない。この間この話を兄貴としてたんだけど、『私はまだ17よ』ってね。こんな人生が永遠に続くはずないし、それは兄貴も同じ。兄貴は成人したばっかだし、家を買って彼女がいて犬を欲しがってるしね。


そして、友達と離れ離れになることについても割り切っているとのことだ。

ツアーに行くと、どうなるか分かってる。いなくなると友達が少し寂しがるけど、人生が前進するぐらい離れてると、友達も日常を続けるもんよ。誰かが死んでも同じこと。前に進むしかない。その人の死を残りの人生で2秒ごとに嘆くべきじゃないし、前に進まないとね。



ビリーのデビュー・アルバムは、アメリカにて発売初週に合計31万3000枚相当の売り上げを記録し、これは2019年では1週間のアルバム相当単位の総売り上げとしては全アルバム中で2番目の記録となる。また、イギリスにおいてはアルバム1位を獲得した、最も若い女性ソロ・アーティストとなっている。

ビリー自身、そして家族や関係者がビリーの今を語るインタビューは以下の記事より。
ビリー・アイリッシュはなぜ「世界最大のアーティスト」になりうるのか? 音楽との出会いから、彼女にとっての「正念場」までを語る
ビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』が3月29日にリリースされ、Apple Musicで80の国と地域で1位、iTunesで60の国と地域で1位を獲得するなど、大きな話題を呼んでいる。 同アルバムにて…