【速報】NUMBER GIRL、約17年ぶりに日比谷野音に立つ!

【速報】NUMBER GIRL、約17年ぶりに日比谷野音に立つ!
「2018年初夏のある日、俺は酔っぱらっていた。そして、思った。またヤツらとナンバーガールをライジングでヤりてえ、と」……そんな再始動発表コメントにこめられた向井秀徳の想いこそ残念ながら叶わなかったものの、今日ここ野音で鳴っていたのは紛れもなく、2002年の解散から17年にわたって誰も上書きすることのできなかった、鋭利で獰猛なオルタナの塊そのものだった。

ライブの途中で中尾憲太郎のアンプが壊れたり、向井のギターの音が出なくなったり、といったトラブルにもメンバー誰も動じることないタフネスをもって、「バンドサウンド」の概念を超えた音の切っ先と怒濤のダイナミズムを突き上げ、満場のオーディエンスを圧倒し狂喜させていたNUMBER GIRL。
と同時に、「ぶっ倒れそうです。酒のせいじゃなく」といつになく切迫感を覗かせていた向井のMCからは、己のリミッターを全解放してこの日のステージに臨んだ向井秀徳/田渕ひさ子/中尾憲太郎/アヒト・イナザワの気迫と凄味が滲んでもいた。

アンコールでは12月からの新たなツアーの開催も発表していたNUMBER GIRL。
この日の「TOUR『NUMBER GIRL』」日比谷野音公演の模様は後日、改めてライブレポートにて詳報予定。しばしお待ちを。(高橋智樹)
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