今作は、全てのカットが螺旋の坂道での1シチュエーションで構成されている。一人の少年のこれから起こる半生を示唆するかような終わりのない坂道を舞台にヒーローマスクをつけ、旗をマント代わりにして威風堂々と歩く姿が描かれている。
また、今回の企画実現にあたって、FIGLAB(株式会社アマナ)が開発したモーションコントロール技術を活用してドローン撮影を実施。ロケ地である螺旋の空間を3DCGで制作して、プレビズ(Pre-visualization:シミュレーションしたカメラワーク)を作成し、オプティトラックというモーションキャプチャシステムを実際の空間に配置し、プレビズ上のカメラワークをプログラミング制御してドローンの動きに反映したとのこと。ドローンの軌道(位置)やスピード、高さ、カメラのチルトなど全てを制御することで、これまで実現不可能とされていたカメラワークが実現したという。
なお、同曲は8月9日より配信され、iTunesやレコチョクなどの配信チャートトータル14部門において1位を記録した。
【ディレクター・OSRIN(PERIMETRON) コメント】
子供の頃に憧れたヒーローにはなれなかったけど
今もいい夢見れてんなとも思ったんでこのような希望がある内容にしました。
シュウ(PERIMETRONのプロデューサー)とつけた細かいストーリーがあるんで、楽しんでもらえたら幸いっす。
●配信情報
『飛行艇』
配信中