過去の事故で負った怪我が悪化し、北米ツアーを含む2019年のライブ・ツアーを全て延期したオジー・オズボーンが、2019年は「人生の中でも一番メチャクチャな年だった」と語っていることが明らかとなった。
「Blabbermouth」によると、「SiriusXM」の番組「Ozzy's Boneyard」に出演したオジーは、トラブルが続出した2019年を振り返り、以下のように語っていたという。
今年は俺の人生の中でも一番メチャクチャな年のひとつだった。1月には首を骨折して肺炎になったし、血栓が出来ちまったからな……控え目に言っても波乱に満ちた一年だったし、今年は痛みが絶えなかったよ。
そしてオジーは、指がブドウ球菌に感染した時のことについても語っていたそうだ。
短い休暇で家に帰った時に、2本の指がブドウ球菌に感染しちまったんだが、何が原因かはわからない。それはきれいに治ったから、大晦日にはロサンゼルスのザ・フォーラムでライブをやったんだ。だけど、2月には夜トイレに行った時に足がフラついてもの凄い勢いで体をぶつけてしまって、それが最後のギグになっちまった。それ以降ライブはできていないんだ。
続けてオジーは、過去に首の骨を折った時の経緯についても以下のように説明している。
覚えているかどうかわからないが、数年前に四輪バギーで事故を起こしたんだ。その時に怪我しちまって治療してもらったんだが、過去10年は腕に電気が走るような痛みがあった。
それで大晦日の後に倒れて、俺は横になりながら「やってくれやがったな」って言ったら、シャロン(オジーの妻)が「何やってるのよ? 朝の2時よ」って答えるから、俺は「どうやら首を折っちまったみたいだ」って伝えたんだ。それで嫁が「あら、ベッドに戻りなさいよ」っていうから、「いいや、救急車を呼んでくれ」って頼んだが……そういうことさ。
オジーは、2003年12月にイギリスの自宅で起きた四輪バギーの事故で鎖骨と数本の助骨、そして首の椎骨を折り、8日間にわたり昏睡状態に陥っていたそうだ。
なお、オジーはソロ・キャリアを網羅した新たなアナログ盤ボックス・セット『See You On the Other Side』を現地時間11月29日にリリースすることを発表している。