ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードが、過去にアイアン・メイデン、モーターヘッド、ブラック・サバスとの合同ツアーを実現させたかったと明かしていることがわかった。
「Consequence of Sound」でのインタビューによると、ロブはメタリカ、スレイヤー、メガデス、アンスラックスが「ザ・ビッグ・フォー」と題して行った合同ツアーを例に挙げ、モーターヘッドらとのイギリス版「ザ・ビッグ・フォー」によるツアーを夢見ていたそうだ。
俺の夢は雰囲気が陰鬱にならないよう、イギリス版「ザ・ビッグ・フォー」を実現させることだった。ブラック・サバスとモーターヘッド、そしてジューダス・プリーストとアイアン・メイデンが「ザ・ビッグ・フォー」としてイギリスで何かをやることを夢見てたんだ。
しかし、その夢はモーターヘッドのレミー・キルミスターの死とブラック・サバスの引退により叶わなかったとも述べていたという。
イギリス版「ザ・ビッグ・フォー」は実現しなかったものの、ロブは今でもアイアン・メイデンとのツアーは願っているようで「みんなが死んじまう前に頼む!」とコメントし、両バンドのライバル関係についても次のように語っていたそうだ。
健康的なライバル関係について語るとしたら、それは(NFLチームの)アリゾナ・カージナルスとレイダース、(プロ・バスケットボール・チームの)フェニックス・サンズとゴールデンステート・ウォリアーズの関係みたいなもんだ。
ライバルなんだが、良い競争関係で楽しくもある。両バンドともメタル時代を通じてお互いを崇めてきたと思うし、プリーストとアイアン・メイデンが合同ツアーをしたら壮大なイベントになるだろうな。
なお、ジューダス・プリーストはオジー・オズボーンのツアー「No More Tour 2」のヨーロッパ・ツアーでスペシャル・サポート・アクトを務める予定だったが、オジーの体調不良により日程が変更されたが、2020年1月から3月に変わったツアー日程もさらに延期となっている。