リアド偉武は、来年1月からスタートする「Roclassick tour 2020」のツアーファイナルである5月10日(日)Zepp Tokyo公演をもって脱退するとのこと。公式サイトでは、「ドラマーとして、新しい冒険を始めたい。自分の可能性をもっと試したい」と今の気持ちをコメントしている。なお、そのほかのメンバー4人からのコメントも掲載されている。
来年の母の日を最後にBIGMAMAと違う道を進む事を決めました。
ドラマーとして、新しい冒険を始めたい。自分の可能性をもっと試したい。今はそんな気持ちでいます。
今の自分があるのは、人生の半分近くを一緒に過ごしてきたBIGMAMAのメンバーのおかげです。今まで一緒につくってきた音楽、見てきた景色、全てが自分の大事な宝物であり、誇れるものです。
BIGMAMAの音楽を愛してくれたあなたにも感謝を伝えたいです。
たくさんの忘れられない瞬間をありがとう。いろいろな場所に連れていってくれて、ステージに立たせてくれてありがとう。
明日何が起こるかなんて誰にもわからないから、後悔のないように、いつもライブでは今日が最後だと思ってステージに立っています。 残されたライブも、その気持ちを持って自分の全てを捧げてドラムを叩こうと思います。
ツアーで会えるのを楽しみにしています。
BIGMAMA
リアド偉武
突然の発表で驚かせてしまっていたら本当に申し訳ありません。
まだ「ドッキリでした〜」と、
看板を持っている人が待ち受けているのを、
心のどこかで探してしまう自分が居るというのが我々の正直なところです。
“Roclassick”シリーズの最終章として”the Last”という副題をつけましたが、
まさか自分たちのドラマーにとっても”the Last”になってしまうとは、
万に一つも、思ってもいませんでした。
(言霊って怖い、超怖い。)
ただ、僕らは知っています。
リアド偉武という人間は、
自分の言ったことを簡単に曲げる人間ではないという事を。
また、僕らは知っています。
リアド偉武という人間は最後の最後まで、
決して手を抜くような人間ではないという事も。
立つ鳥跡を濁さず。
いや、むしろもとよりピッカピッカ。
ここからはリアドの音返し。
彼のことだからきっとそんなところかと思います。
最後の一打一音まで彼の最高のプレイにこの身を委ねながら、
5人でこれまで作り上げてきた音楽を、
全身全霊であなたに届けたい所存です。
BIGMAMAを愛する全ての方々に改めて感謝の気持ちを。
今後とも心配はせずに、期待だけしていただけると喜びます。
それでは年末のフェスで、Roclassick tour 2020で、
あなたをお待ちしております。
BIGMAMA
金井政人 柿沼広也 安井英人 東出真緒