現地時間2月1日に、呼吸器疾患により64歳で逝去したギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルが生前に取り組んでいたという音源が、現地時間2月26日にEP『This Heaven Gives Me Migraine』としてリリースされることが明らかとなった。
「Consequence of Sound」によると、亡くなる前にアンディは自身の音楽遺産を再考する新しい音楽に取り掛かっていたとのことで、EPにはバンドによる “Natural's Not In It”、“The Dying Rays”、“Toreador”の新バージョンが収録されているという。
バンドのボーカル、ジョン・ジェイラーがEPのリリースについて次のような声明を発表していたとのこと。
このコレクションはアンディが亡くなる直前に録音されたもので、昨年後半にツアーで自分たちがどのように演奏したかを示すものとしてリリースしたいという彼自身の意図だった。全3曲がロンドンにあるアンディのホーム・スタジオで録音され、トラックの選曲からスポークン・ワードの抜粋まで、このEPはひっそりとした造詣の深さがうかがえるものになっている
なお、アンディの訃報を受け、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロらがSNSで追悼の言葉を投稿していた。
『This Heaven Gives Me Migraine』のトラックリストは以下。
01. Anthrax (Andy speaks)
02. The Dying Rays (2020)
03. Natural’s Not In It
04. Toreador
05. Purple in Nature (Andy speaks)