ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルが、現地時間2月1日に64歳で逝去したことが明らかとなった。
「Pitchfork」によると、アンディは英ロンドンの病院にて呼吸器疾患により亡くなったという。
バンドは、SNSにて以下のような声明を発表している。
「訃報を伝えるのは非常に辛いが、私たちの偉大な友人でもある最高のリーダーが今日亡くなりました。(中略)彼が成し遂げた一番の偉業はギター音楽への影響と、そのクリエイティブな過程が彼のそばで一緒に仕事をした人と同様に、彼の音楽を聴いた人をもインスパイアしたことです。そして、彼のアルバムと作品が全てを物語っています。アンディのために再び彼の作品を聴こう」
また、アンディの訃報を受け、数多くのアーティストが追悼の意をSNSに寄せている。
トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)
「ギャング・オブ・フォーのギタリスト、アンディ・ギルの訃報を耳にして悲しく思っている。彼のギザギザに仕掛けてくるディスコっぽいインダストリアル・ファンクが脱構築したギター・アンチヒーロー・ソニックスと、激しくも詩的でラディカルな知性は俺の楽器に対する主な影響力となった。だから、過去に何度かアンディに会えて、彼の扇動的なアートと機知に触れられて嬉しかったよ。本当に彼はマジで偉大だった」
フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
「俺の大好きなギター・プレイヤーの一人であるアンディ・ギルがこの世を去った。ギャング・オブ・フォーのアルバム『Entertainment!』を今すぐに聴いてくれ。それをデカい音でプレイしてロックしまくって、踊って考えるんだ。このレコードは俺の人生を永遠に変え、ミュージシャンとしての成長に大きな影響を与えたし、ロック・バンドがどうあるべきかを見せてくれた作品なんだ」
ローレンス・トルハースト(元ザ・キュアー)
「安らかに眠ってくれ、アンディ・ギル。ギャング・オブ・フォーの“Damaged Goods”は、19歳で自由だった俺をいつでも思い起こさせてくれる。そのことに感謝したい」
ゲイリー・ニューマン
「さっき、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルが亡くなったことを聞いたばかりだ。まさに悲劇だ。アンディはユニークな才能を持っていた」
グレアム・コクソン(ブラー)
「アンディ・ギル……安らかに眠ってください」
ザ・フューチャーヘッズ
コリン・メロイ(ザ・ディセンバリスツ)