ブロンディのデボラ・ハリーが、デヴィッド・ボウイとイギー・ポップと回ったツアーでオープニング・アクトを務めた当時を振り返り、2人から学んだことについて語っていたそうだ。
「Rolling Stone」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、デボラは2人と共にツアーを回った経験について次のように語っていたという。
さらに、2人とのツアー経験によってデボラ自身影響を受けた部分はあったか訊かれると、「おそらくね。経験が全てだもの」と答えたのち以下のように続けている。2人のパフォーマンスには、ある程度の即興があったわ。機械的なものじゃなく、そこには情熱があった。ポップ氏は情熱的で、かなりワイルドな人なのは明らかだったけど、彼にはコントロールされた狂気を維持する基準があって、それが全てを物語っていたわ。
それに私はバンドの紅一点だという奇妙な立場にいたから、私がキュート「だった」という事実以外では、純情ぶったり、ぶりっ子になりすぎないように努めていた。私は他の要素をバンドに持ち込もうとしてたけど、それを常に達成できていたかどうかは別の話だけれどね。
なお、ブロンディは現地時間5月2日にロサンゼルスで開催されるフェス「Cruel World Festival」に、モリッシー、バウハウス、ディーヴォらと出演する予定だ。