ミック・ジャガーの全て――究極ロック・スターの真実。カリスマの全容に迫る超特大64ページ!

ミック・ジャガーの全て――究極ロック・スターの真実。カリスマの全容に迫る超特大64ページ! - 『rockin'on』2020年5月号より『rockin'on』2020年5月号より

「みんな体制や規則に洗脳されて、何が大事かわからなくなってる。ベトナムに行くアメリカ人と会ったんだけど、行きたくない、でも行かなければ刑務所に入れられてしまうかもしれないって。戦場で撃たれて死ぬよりマシだと俺は思うけどね(笑)。ベトナム問題全てが、あまりにモラルに欠けていて馬鹿げてるよ」

ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンたるミック・ジャガーは、アグレッシブでデンジャラスでアニマルで、ひたすらフィジカルなパフォーマーといったパブリック・イメージが支配的だ。

しかし、今回の表紙写真やグラビア・ページで一目瞭然のように、驚くほど多様な「顔」を持っている。そう、今日のカリスマ・モデルもひれ伏すほど妖艶な色気あふれるペルソナを見せつけたり、時にはTVアイドルたちを蹴散らす茶目っ気たっぷりな表情までも披露する。かと思えば、知性にあふれ人望厚いダンディズムの体現者としてクールな顔を見せることもある。

例えばジョン・ライドンが証言する通り、ミックは、1978年にシド・ヴィシャスが殺人容疑をかけられた時に自ら奔走して弁護士を手配し、その費用すら捻出してセックス・ピストルズの窮地を救ったこともある。

また、いかに洞察力に富んでいるかは、ミック流のストーンズ論でも実感できる。

「結局、俺たちが言いたかったのは『居心地のいいファンタジーやセンチメンタリティに惑わされることなく、自分の現実ってものに真正面から取り組め』ってことなんだと思う。そういう意味でも、ここまで冷徹な強さをポップ・ミュージックに持ってきた連中は、史上初の存在だったのかもしれないな」(rockin’on1996年6月号)


ソングライターでありボーカリスト、フロント・パフォーマー、スポークスマン、音楽プロデューサー、レーベル経営者 ─ キース・リチャーズとの運命的な邂逅から今年でなんと満60年。そして、1970年のローリング・ストーンズ・レコード設立から50周年。その間ずっとミック・ジャガーは、さまざまな顔を巧みに、したたかに使い分けながら、最長不倒のロックンロール・ライフを生き抜いてきた。

もちろん長大なストーンズ史の中では、80年代のミックのソロ活動が引き金になってキースが「第3 次世界大戦」と呼ぶほどの諍いが生まれ、解散寸前まで追い込まれたこともあった。しかしミックは「ストーンズ愛」を貫いて関係を修復し、己の天分と手腕の全てをこのバンドに注ぎ込み続けている。

よく知られるようにプライベート・ライフでは放蕩を極めつくし、危ない橋をいくつも渡ってきた人でもあるが、60歳を超えてスリリングなブルース・アルバムを仕掛け、70代後半を迎えた現在もなお破格のワールド・ツアーに踏み切る。まだまだ、さらになお、めちゃめちゃ面白い未曽有のロック・スターだ。そんな「汲めども尽きぬトピックの宝庫」と言うしかないミック・ジャガーという存在に迫る、どこにもなかった超特大64ページ総力特集をお届けする。 (茂木信介)


また、ミック・ジャガーの巻頭特集には、以下のコンテンツが掲載されている。

★60年代末、ストーンズの真実を語り尽くした単独ロング・インタビュー
★90年代、ストーンズとソロ活動を比べて語った本音インタビュー
★ロックンロール人生60年を辿るミック・ジャガー全史
★ミック・ジャガー 歴代レア・フォト・ギャラリー
★徹底論考:ミックとキース、あの名曲はどっちが書いた?
★ザ・ローリング・ストーンズ&ミック・ジャガー 決定版ディスコグラフィー
★ストーンズ、ライブ・アルバム総まとめレビュー


*ミック・ジャガー*の関連記事は現在発売中の『ロッキング・オン』5月号に掲載中です。
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