The 1975のマシュー・ヒーリー、男性ファンにキスして反LGBTQ法に抗議したドバイ公演を振り返る

The 1975のマシュー・ヒーリー、男性ファンにキスして反LGBTQ法に抗議したドバイ公演を振り返る

The 1975のフロントマン、マシュー・ヒーリーが、2019年8月にドバイで行なった公演中に男性ファンにキスをしたできごとを振り返った。

昨年マシューは、同公演中に「結婚して!」と叫んだ男性ファンにキスをしたと報じられていた

法律で同性愛が厳しく罰せられるドバイでは、これまでに公の場でキスをした同性同士が逮捕されたケースがいくつかあり、最大で10年間の禁固刑に処される違法行為として見なされているという。同国内で自身と相手の身を危険にさらしかねない行動をとったマシューは、その後観客に向かって「僕らはみんな人間なんだ、そうだろ?」と話し、サポートする姿勢を見せた。

METRO」によると、当時についてマシューは「The Sunday Times」のインタビューにこう語った。

(ドバイ公演についての)記事を日本に着いた時に読んで、(自分の行動が)すごく無責任だったと感じたけど、それから“そんなのクソ食らえ”とも少し思った。

もちろん、俺は人を危険にさらすつもりはないし、ポップカルチャーにおいて俺が声を上げられるなら、意見を言えない人のために味方になりたいと心から思う。それは、俺が公然と戦うところの真髄だからさ。その公演は今までで一番ゲイ的なライブで、解放された感じだった。LGBTQの人たちにとって、ドバイのなかで行くことができる場所があったんだから


これまでLGBTQの権利向上のために積極的に活動を行なってきたことでも知られるThe 1975。マシューは、これからも変わらずサポートを続けたいと語った。


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