ジミー・ペイジが、2007年に開催されたレッド・ツェッペリンの再結成ライブ後に、リユニオン・ツアーを行なう計画があったことを明かした。
「Music-News.com」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、当時を振り返ったジミーが、実現しなかったリユニオン・ツアーのせいでピリピリしていた心境を明かしていたとのこと。
当時、ジミーはリユニオンに向けて動いており、ベーシストのジョン・ポール・ジョーンズと、ドラマーだった故ジョン・ボーナムの息子ジェイソンとのリハーサルは楽しかったとコメントしている。
ところが、再結成ライブ後に計画されていたリユニオン・ツアーは、フロントマンのロバート・プラントが乗り気ではなかったため実現しなかったと述べていたという。
「それ以来、ツアーに関する話はないんだ。今後もないだろうね。これは、レッド・ツェッペリンの世界における奇妙で不可思議なことの一つにすぎない。まさに、レッド・ツェッペリンという現象の別の一面だね」
そしてジミーは、1985年に実現したライヴ・エイドでの再結成や、アトランティック・レコードの40周年を記念した1998年のコンサートで行われたリユニオンで、ファンの期待に応えるようなパフォーマンスができなかったため、2007年の再結成ライブ前には念入りにリハーサルを行ったことにも言及している。
「(2007年の再結成では)30分のセットを行うというアイディアだった。だが私は、『30分のセットのためにリハーサルをやるんじゃない! ライヴ・エイドやアトランティックの40周年のことがあっただろ』って言ったんだ。私たちは誇りを持ってステージに立つってね。だから私たちは、ちゃんとしたセットをやらなくちゃならなかったし、それを実行した。だから、(もしあったら)2日目の夜は本当に最高だっただろう。
実のところ、次の日の7時頃に本当にイライラし始めて思ったんだ。『理由はわかってるぞ。(ツアーのために)O2アリーナへ向かっていたはずなのに、もうO2でのライブはないからな』ってね」
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