AC/DCのアンガス・ヤング、兄マルコムの葬儀がきっかけでバンドのリユニオンが実現したと明かす

AC/DCのアンガス・ヤング、兄マルコムの葬儀がきっかけでバンドのリユニオンが実現したと明かす

AC/DCのアンガス・ヤングが、2017年に亡くなった兄マルコム・ヤングの葬儀でメンバーが再会したことがきっかけとなり、バンドのリユニオンが実現したと明かしている。

Kerrang!」によると、「LOUDER」のインタビューにメンバーが応え、マルコムの葬儀でバンドが3年ぶりに再会したときのことを振り返り、アンガスが次のように語っていたという。

「マルコムが亡くなった後、(フロントマンの)ブライアン(・ジョンソン)と(ベースの)クリフ(・ウィリアムズ)が葬儀に出席してくれた。(ドラムの)フィル(・ラッド)と(ギターの)スティーヴィー(・ヤング)もね。フィルに会えて嬉しかったよ。彼は元気そうで健康を維持してるように見えたし、今まで見たなかで一番調子が良さそうだった」


そして、ブライアンはメンバーが再会できて「素敵な日」だったと称し、「バンド・メンバーが腰を下ろして話をした。俺は信心深くもないし魂とかも信じないけど、今となっては、そのときに何かが起こったことは明らかだね」と言い、葬儀でスピリチュアルな何かが作用したと認めていた。

続けてアンガスは、いつもマルコムが言っていた、「バンドは一心同体だ」を意味する口癖についても語っていたとのこと。

「もうマルコムはバンドにいないけど、兄の魂は俺たちと一緒にいる。このバンドは兄の子どもであり、人生だった。いつもマルコムは『前進し続けろ』って言ってて、時々、『ミュージシャンなら、タイタニック号に乗ってるようなもんだ。バンドと一緒に船も沈むのさ』って、お決まりの言葉を言ってたよ。それが兄のバンド観だったんだ」


なお、AC/DCはマルコムに捧げたニュー・アルバム『PWR UP』を、11月13日に世界同時発売する予定だ。



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