ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァデールが、最後にエディ・ヴァン・ヘイレンと会った時の想い出を振り返っている。
「eonmusic」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、デイヴィッドが次のように語っていたという。
「最後にエドワードと会ったのは、私がロンドンのホテルのスイートルームでジミー(・ペイジ)と一緒にいた時だった。朝の10時頃だったかな。私たちは紳士らしく、エレガントにティー・ポットやすべてを揃えて紅茶をいただいていたんだ。そしたら(誰かが来て)、共同プロデューサーのMichael McIntyreが立ち上がってドアを開けると、驚きで彼のアゴが外れそうになってたよ。だって、彼はヴァン・ヘイレンの大ファンだからね」
デイヴィットは、突然エディがホテルを訪れたと続けている。
「エディが、『デイヴィッドはいるか?』って訊いたんだ。私は本名で泊まっていなかったのに! で、Michaelが戻って来て、『ヴァン・ヘイレンが来てるよ』と言うとエドワードが乱入してきて、私が『エドワード。調子はどうだい?』と訊くと、彼は『元気だよ。会えて嬉しいよ。おお! ジミー・ペイジだ! ジミー・ペイジがいる!』と言ってたよ」
こうして、いきなり現れたエディはミニバーからビールをつかんでジミーの足元に置き、デイヴィッドのアコースティック・ギターを手にして、『一体、こんな物をどうやって弾くんだ?』と言っていたとのこと。
その思い出を振り返ったデイヴィッドは、「すごかったね。そこにエディ・ヴァン・ヘイレンとジミーが座ってたんだ。エディはハイネケンで、ジミーと私は紅茶を飲んでたんだから!」と付け加えていたそうだ。
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