ポール・マッカートニー、「お金」そして自身の物が捨てられない性分について語る


総資産が10億ドル(約1040億円)を超えると言われているポール・マッカートニーが、「お金」について語っていることがわかった。

「The New York Times」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、金銭に対する考え方について訊かれたポールが次のように答えていたという。

「お金に関する素晴らしい点は、それで可能になる物事だ。家族や友達が健康に問題があれば、『援助するよ』と簡単に言えるからね。お金に余裕があって一番良い点は、人を助けられるということ」


そう答えたポールは、子ども時代に貧しい生活を体験したため、物が捨てられない性分だとも明かしている。

「お金がなくても、手に入る物すべてに価値を見いだせる。毎週配達されるコミックスや、私のペンパル――スペインにロドリゴという文通相手がいたんだが、彼の手紙が届くのも大きなイベントだった。だからコミックスに付いてくる、ちょっとしたおまけも私は全部取っていた。それは蓄えの本能だという人もいるが、金銭に関しては持たざる子ども時代の習性が抜けないんだよ」


そして、ポールは今でも買った商品をオシャレな紙バッグなどに入れてもらうと、そのバッグも取っておきたくなり、すぐに物が捨てられないのだという。対してポールの妻は、要らない物はすぐに処分できる性格だとも明かしているとのこと。



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