ピート・タウンゼント、ザ・フーの次のアルバム制作を躊躇する理由を明かす

ピート・タウンゼント、ザ・フーの次のアルバム制作を躊躇する理由を明かす

ザ・フーのギタリスト:ピート・タウンゼントが、次のアルバム制作を躊躇する理由を明かした。

Ultimate Classic Rock」によると、「UNCUT」のインタビューで「2019年にリリースされた『WHO』に続く、ザ・フーの次のアルバムはありますか?」と質問されたピートが、「わからない」と答えていたという。

「ファンが気に入ってくれるアルバムを出せて良かったし、本当に誇りに思った。だけど、あまりにも多くのお金がアルバム制作に費やされたんだ。コントロール不可能になって、結果的に自腹を切ることになった(笑)。それを続けることはできないよ」


そしてピートは、フロントマンのロジャー・ダルトリーも同じように感じていただろうと続けている。

「その点について私と彼は、共通点を見つけたと思う。それでも私たちは、ただアルバムを仕上げたぞっていう感覚もあれば、ある程度の腹立たしさもある。おそらくロジャーから見たら、多額のギャラが支払われたのに、そのすべてがアルバム制作に費やされたという憤りがあるだろう。私から見れば、初めロジャーが(アルバム制作に)乗り気ではなかったということに腹が立っていた。だが今となっては、レコードでやったことをロジャーは誇りに思っているし、そう感じるべきだ。だって、彼は本当に素晴らしい仕事をしたからね」


アルバム『WHO』は予定よりも制作費が膨れ上がってしまったようだが、それでもピートは最後に「私は次のアルバムを作りたいと思っているし、そうするだろう。そのことについてよく考えてるよ」とも話した。



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