ブラック・サバスのトニー・アイオミが、エディ・ヴァン・ヘイレンの死期が近いと悟った時のことを振り返っている。
「SPIN」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、70年代にブラック・サバスとヴァン・ヘイレンが一緒にツアーして以来の友人だったというトニーが、エディのEメールで最期の時が迫りつつあることに気づいたと明かしている。
「エディの死は時間の問題だと知っていたが、彼は私に連絡をしてきた。私にはわかっていた。最後にエディが入院する直前に届いた最後のEメールが、本当に……いくつか言葉が混同していて、明らかにエディは鎮静剤か何かを打たれているようだった。それが、エディからの最後の連絡だったんだ。本当に彼のことが恋しいよ」
また、トニーは時間と場所が許す限り一緒にエディとディナーへ出かけ、お互いのバンド・メンバーへの不満を打ち明けたり、エディの息子であるウルフギャングについてもよく話をしたと思い出を語っている。
「エディはデイヴ・(リー・)ロスについて不満を言って、私は誰かについて文句を言ってたよ。私たちは音楽や様々なことについて話をしたものだ。色んなことのグチをね。
エディはウルフギャングを溺愛していた。心からね。よく私たちはウルフィーの話をしたよ。最後に私がロサンゼルスでプレイしたときに、全員で観に来てくれた。ウルフィーとアレックス(エディの兄)、エディと彼らの妻たちがね。みんなで一緒に撮った素敵な写真があるんだ。最高だったよ」
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なお、トニーは以前の「Guitar World」のインタビューで、音楽業界における素晴らしい友達の1人がエディ・ヴァン・ヘイレンだったことを明かしていた。
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