トニー・アイオミとビル・ワード、ブラック・サバス再結成の可能性について語る

トニー・アイオミとビル・ワード、ブラック・サバス再結成の可能性について語る

トニー・アイオミとビル・ワードが、ブラック・サバス再結成の可能性について語っている。

Consequence of Sound」によると、2012年にブラック・サバスを脱退したドラマーのビルが SiriusXMの番組に出演した際、リユニオンの可能性について質問された。5月に73歳になるビルは、自分の年齢を考えたらツアーに参加はできないとしながらも、スタジオ・アルバムを制作したいと答えている。

「サバスのオリジナル・メンバー全員と一緒にスタジオ・アルバムを作りたいね。ただ、私がそう言ってアイディアを口にしてるだけで、再結成や他のことについて誰とも話はしてないけどね。だが、私は終わっていない。他の3人は見切りをつけてるかもしれないし、その気持ちを私は尊重するよ。だが、私は終わっていないんだ。私たちが存在していて息をしている限りは、一緒に素晴らしい音楽を作る可能性は十分にあると思っている」


一方、「The Mercury News」とのインタビューで、ブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミが同じ質問にこう答えている。

「再びバンドがステージに戻る可能性は非常に低いと思う。間違いなくツアーはないだろう。強いて言えば、何度かライブをやるぐらいかな。またメンバーと一緒にプレイはしたいよ。だけど、それが実現するとは思えないんだ」


2012年にトニーは、ブラック・サバスがリユニオン・ツアーの開催と新作制作を発表した後に、悪性リンパ腫を診断されたことを公表。トニーは治療を続けながらアルバム『13』を制作してツアーもやり抜いた。しかし、今回のインタビューでトニーは病気になったことを理由に挙げ、一度ツアーを行うとしたら1年半ほどの長さになるため、健康を考えたら難しいとコメント。「ステージで演奏するのが恋しい」とも話した。



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