デイヴ・グロールが、ニルヴァーナのアルバム『Nevermind』のドラムはザ・ギャップ・バンドやシックをはじめとする往年のディスコ・バンドの模倣だと明かしている。
「Consequence Of Sound」によると、米配信サービスParamount+でストリーミング中のドキュメンタリー番組『From Cradle to Stage(原題)』で、デイヴがファレル・ウィリアムスと対談。「自分は極めて基本的なドラマー」だとコメントしたデイヴが、“Smells Like Teen Spirit”をはじめとする『Nevermind』のドラムが、どこからインスピレーションを受けているかを明かした。
「ニルヴァーナのアルバム『Nevermind』を聴くと、どの曲でも俺がザ・ギャップ・バンドやカメオ、(シックの)トニー・トンプソンなんかから多くをパクったのがわかる。それは全部……昔ながらのディスコなんだよ!」
番組では、そうデイヴが発言した後にミュージックビデオ“Smells Like Teen Spirit”のドラム・パートが流れ、続けてザ・ギャップ・バンドによる1982年の曲“You Dropped a Bomb on Me”の一部がかかり、ファレルが「ワーオ!」と言いながら驚いていた。その映像は下の動画で観ることができる。
続けてデイヴはバーベキューでトニー・トンプソンと同席したときに、大きな影響を受けたことを本人に直接伝えたとも述べていた。
「俺が『あなたには感謝しています。僕はあなたに大きな借りがあって。ずっとパクらせてもらいましたから』って言ったら、彼が『知ってるよ』と答えてたよ」
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