インヘイラーが、デビュー・アルバム『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』をリリースした。
今作のレコーディングは、彼らのデビュー曲“アイスクリーム・サンデー”がレコーディングされたロンドンのナーシサス・スタジオで行われ、プロデューサーのアントニー・ゲンと共に作り上げられた。レコーディングは元々昨年3月に開始される予定だったが、ロックダウンの影響により計画が後ろ倒しになったのだそうだ。
しかしメンバー4人は、その期間を自分たちのデビュー・アルバムをどのような作品にしたいか再考する時間に充て、今回のリリースへと至ったのだという。ボーカルのイライジャ・ヒューソンはこのことについて「自分たちのサウンドを探求する良い機会になった」とコメントしている。
中でもタイトル・トラックの“イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス”は、2019年にシングル・リリースされた楽曲だが、今回のアルバムの為に再度レコーディングされた。この1年を経て、先が見えない時間の中でより希望のある曲へと変化し、アルバム全体の軸になったのだという。
また、女の子との出会いをテーマにした楽曲は、社会や辛い時期を乗り越える方法を反映した曲へと変化していった。ベースのロバート・キーティングは「10代の頃から曲を書いてきたけど、今は大人になったね」と話している。
なお、『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』の国内盤CDは7月16日(金)にリリースが予定されている。
リリースの詳細は以下の通り。
●アルバム情報
インヘイラー
『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』
配信中
国内盤:2021年7月16日リリース
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