ジーン・シモンズが、キッスの新ドキュメンタリー『Biography: KISStory』への出演を拒否した元ギタリストのエース・フレーリーと元ドラマーだったピーター・クリスについて、「悪い選択をし続けている」と語っている。
「Blabbermouth」によると、YouTubeの番組『Talking Wax With Adika Live!』に出演したジーンが、『Biography: KISStory』にエースとピーターが関与していないことに言及した。
「バンドの初期にエースとピーターは、俺たちにとって最高の存在だった。だが、彼らは人生においてマズい選択をし続けている。健康のこととか、何を体に摂取するとかだけじゃなく、キャリアの選択においても本当に悪い選択をし続けているんだ。
例えば、トライベッカ映画祭で目玉となったこのドキュメンタリーについても、もちろん、俺たちは躊躇することなくエースとピーターに連絡した。『おい、このドキュメンタリーに参加してくれよ。君たちはバンドの誕生に一役買ったんだ。その点に疑いはないんだから』ってね。
だが、彼らは拒否した。エースは、『俺はこうしたい、ああしたい。編集権が欲しい』とか色々要求してきたが、それはまったく無理な話だった。俺にはそういう権利はなかったし、欲しくもなかった。ただ俺は思い切ったことをして、ドキュメンタリーを仕上げたかっただけなんだ。だから、ほとんど彼らは映画に姿を見せていないよ」
先月にはフロントマンのポール・スタンレーも、 SiriusXMの番組『Ozzy's Boneyard』に出演した際、エースとピーターにドキュメンタリーに出演してほしいと連絡を取ったが無理だったと明かしていた。
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