現地時間7月28日(水)に、ZZトップのベーシストだったダスティ・ヒルが72歳で他界。これを受け、残されたメンバーがダスティの遺志を継いでバンド活動を続けていくと表明している。
「Ultimate Classic Rock」によると、SiriusXMの番組に出演したフロントマンのビリー・ギボンズが、ZZトップの広報担当者によって伝えられたというダスティの遺言について語っている。
「ダスティが亡くなるときに、『ステージを続けよう!』と言っていたから……彼の遺志を尊重して、これからもバンドを続けていくよ」
今後はダスティに代わり、長年にわたってバンドのツアーにおけるギター・テクニシャンを務めてきた、エルウッド・フランシスがベーシストとして参加する予定だ。
その人選についてビリーは、次のように述べていた。
「ダスティが俺の腕を強く掴んで、『後はエルウッドに任せて、“トップ”を目指してくれ』と言ったんだ。彼は本気だったよ。本当にね」
エルウッドは7月23日、腰の怪我でツアーを降板したと報じられていたダスティに代わり、ZZトップと一緒にステージ・デビューを飾っている。
ダスティの訃報が報じられた際、数多くのロック・アーティストがSNSに追悼の意を投稿していた。
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