同作に収録される“涙のMidnight Soul”は、桑田が作詞・編曲を担当、さらにはコーラスでレコーディングにも参加し生まれたポップロックナンバーで、約40年となる斎藤の活動歴の中でも特別な思いで臨んだ今作において、大学時代の先輩であり、長年音楽人生を共に過ごしてきた桑田佳祐とのコラボレーションが実現したとのこと。
過去には、1996年に斎藤が発表した“今僕を泣かせて”で桑田がコーラスとスライドギターで参加していたことはあったが、今回のようにがっぷり四つで楽曲を作り上げたのは初のこととなる。斎藤は「桑田さんといつか一緒に楽曲を作りたい」という想いがあったが、「敬愛する先輩の活動の妨げになってはいけない」と長年その気持ちを心に秘め続けてきたといい、一方でCDからストリーミングへと音楽の聴かれ方が変わったこの令和の時代で、CDアルバムを作れるチャンスはこれが最後かもしれないと「最後の1枚になってもいいと思えるものを作る」ことを決意し、悩んだ末に意を決して桑田に作詞を相談する便りを送ると、ある日突然、完成された歌詞が桑田から返ってきたという。こうして生まれた同曲では、共に音楽人生を歩んできた二人の絆を描くように、熟成した大人の、ちょっと情けなくも愛おしい物語が紡がれる。
同アルバムのCD収録曲は全13曲となり、通常盤のほか、ライブDVDとTシャツがセットになった数量限定生産盤も発売される。
【斎藤誠 コメント】
1/26にリリースする『BIG LOVE』というアルバムに、あの桑田先輩が作詞してくれた“涙のMidnight Soul”を収めることができました!
25年前に一度、コーラスとギターでアルバム制作に協力していただいことがありましたが、作詞のお願いは今回が初めて。ダメ元覚悟で、誰にも相談せず桑田さんにデモ楽曲を送りました。そうしたら早い時期に「できたよ」という連絡が……。返信メールそのものが歌詞でした。
もはや「盤」をつくるのが時代的に難しいのは承知しています。けれど前作から8年の歳月の中で生まれた曲たちを発表するなら、最初にイメージしたアルバム形式を貫き通したかった。「これが最後の1枚になってもいい」という決意とともに。桑田さんにはダメ元で作詞依頼をしましたけれど、何かしら意志を示してくれるに違いないと、なぜか勝手に信じていたんです。本当に桑田さんには感謝です!!
憧れた60年代後半以降のアメリカンポップロック、ライブに足を運んでくれたファンの皆さん、そして先輩に向けて、素直に愛情を表現したら純愛度100パーセント超の「BIG LOVE」になりました。
このアルバムは僕の集大成です!
●リリース情報
斎藤誠 NEWアルバム『BIG LOVE』
1月26日(水)発売
・数量限定生産盤(CD+LIVE DVD+Tシャツ) XNSC-30009/B
6,800円(税込)
・通常盤(CD) XNSC-30011
3,300円(税込)
●主なラインナップ
・マカロニえんぴつ
・JAPAN特製カレンダー2022
・Reunion TOUR 2021(ELLEGARDEN × 10-FEET × マキシマム ザ ホルモン)
・BUMP OF CHICKEN
・UVERworld
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