ヤー・ヤー・ヤーズのカレンOが2010年1月公開予定の映画『かいじゅうたちのいるところ』のサウンドトラック盤を9月にリリースする。
ローリング・ストーン誌によれば、カレンO・アンド・ザ・キッズ名義で制作されたこのアルバムは9月29日にリリースされるという。先行シングル“オール・イズ・ラヴ”は8月25日リリース。
アルバムの参加アーティストは、ニック・ジナーとブライアン・チェイス(ヤー・ヤー・ヤーズ)、ディーン・ファーティタ(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、デッド・ウェザー)、ジャック・ローレンス(ザ・ラカンターズ、デッド・ウェザー)、ブラッドフォード・コックス(ディアハンター)、アーロン・ヘムフィル(ライアーズ)、プロデューサーのグレッグ・カースティン(ブリトニー・スピアーズ、リリー・アレン)など。
MTV Newsの取材に対し、カレンOは本作の監督で元恋人のスパイク・ジョーンズの存在が今回の映画音楽の制作を引き受ける大きなきっかけになったと語っている。
「スパイクがいたからやることにしたのよ。私の音楽やキャラクターには子どもっぽい無邪気さがあって、彼はいつも私のそういう部分に感応するようなところがあったの。それで彼は『かいじゅうたちのいるところ』の音楽を私が作るべきだと思ったんじゃないかしら。私は大部分がロック・ミュージシャンからなるグループを結成して、音楽を作った」
「映画に合わせて演奏するのは本当に素晴らしい体験だったし、彼があの映画で成し遂げたことはもうほとんど不可能と言ってもいいことだと思う。実現できそうにないことが多すぎるって言う人もいたけど、スパイクはそれをすべてやって見せた。そんな作品の一部になれて本当にいろいろ感じることがあったし、興奮したわ」
ヤー・ヤー・ヤーズは8月28日から30日にかけて行われるレディング・アンド・リーズ・フェスティバルに参加する。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
ヤー・ヤー・ヤーズのカレンO、映画のサントラ盤をリリース
2009.08.23 12:00