ザ・クラッシュのメンバーだったミック・ジョーンズとトッパー・ヒードンが27年ぶりに一緒にスタジオ入りしていたことが明らかになった。
今回2人はクラッシュの初期の曲“ジェイル・ギター・ドアーズ”を、同名のチャリティ活動のために再録。このレコーディングにはビリー・ブラッグと4人の元受刑者が参加した。
チャリティ活動の「ジェイル・ギター・ドアーズ」は、刑務所の受刑者たちに楽器を提供し、社会復帰を援助するという目的でビリー・ブラッグが2007年に発足させた。今回のレコーディングでは、この活動についてのドキュメンタリー映画『Breaking Rocks』(アラン・マイルズ監督)のために撮影も行われている。
ミック・ジョーンズは4人の元受刑者、レオン・ウォーカー、ジョニー・ニーソム、ケヴィン・ホーキンズ、ジョン・スマイリーがこのチャリティへの感謝を示していたと話している。
「彼らは刑務所に入る以前の生活から足を洗うのにこのプログラムがすごく役に立ったと言っていたよ。俺たちが役に立ったんだと思うと本当に胸が熱くなるね。たとえそれが小さなことであってもさ」
過去にドラッグ売買の罪で入獄した経験のあるトッパー・ヒードンは、服役中の自分にとって音楽がどれほど重要なものであったかを語っている。
「すべてがうまい具合に成就していくのを目の当たりにするのはこの上なく素晴らしいね。彼らに会えてよかった。僕自身がだいぶ昔に刑務所にいたときは本当に運が良くて、ギターを弾くことができたんだ。そのギター、刑務所の牧師のものだったんだけどさ! あの時期を乗り越えるのに楽器は本当に助けになったよ」
ドキュメンタリー映画『Breaking Rocks』はロンドンのカムデン・タウンにあるプラウド・ギャラリーで、レインダンス・フィルム・フェスティバルの一環として10月1日にプレミア上映される。この夜は演奏も行われ、ビリー・ブラッグ、MC5のウェイン・クレイマー、フー・ファイターズのクリス・シフレット、ゲット・ケープ・ウェア・ケープ・フライ、ナイト・オブ・トリーズン、そして「ジェイル・ギター・ドアーズ」の援助を受けたレオン・ウォーカー、ジョニー・ニーソム、ルイーズ・ウェルズ、シオン・コールマンらが出演する。
現在、『Breaking Rocks』のオフィシャル・サイトでは予告編を観ることができる。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
ザ・クラッシュの元メンバーらが27年ぶりにスタジオ入り
2009.09.22 12:00